いやなんだモン!

2015/03/30
子ども

当院には産後骨盤矯正を受けるお母さんと
一緒に来る産後1ヶ月の赤ちゃんから幼稚園に
通うお子さん等、ちいさなかわいい子ども達が
いらっしゃいます。
そんななか

嫌なんだモン!

お母さんと一緒に来院したKちゃん。

目が合うと怖いモノでも見たように目を手で覆い、
ついには泣き出しました。

しばらくお母さんのベットのそばで泣いていたKちゃん、
やっと受付のところに出てくるとそのまま待合の
ソファーにうつぶせて、お母さんの治療が終わるまで
びくとも動かなくなりました。

そんな格好で疲れない?どこかいたくなりませんか?と
そう思いながら・・・

あまりの可愛さにこっそりパチリ。

その背中が
「いやなんだもん!」と言っています。

 

最初は人見知りをして泣く子の方も少なくありません。
2回、3回といらっしゃるうちに段々と慣れて
院内を探検し、一人でも遊べるようになります。

先日いらした男の子も人の顔を見ると、口をへの字に
して泣いていました。そんな彼も帰り際に手を振って
ドアが閉まってもガラス越しに手を振ってくれるようになりました。

同じ年頃の小さいお子さんでも、個性もいろいろ。

その子その子に合わせて接し方を変え、
その違いを楽しんでいます。

 

本当にかわいい子ども達ですが、最近ではかわいい
かわいいばかりでは、すまなくなっているようです。

 

幼稚園の近隣の方から子供の声がうるさいといった、
苦情が出て外遊びをする時間を短くしたり、
静かにするようにと指示をしたりと、
幼稚園、保育園の運営も大変だそうです。

 

又、妊婦さんには辛いマタハラなんという言葉も、
聞かれるようになりました。

おめでたい妊娠のはずなのに、仕事の問題、保育の問題
さまざまな壁が立ちはだかります。

以前、当院で妊婦整体を受けた方が「妊娠していますマーク」を
付けて出かけるのにとても躊躇するとおっしゃっていました。

混雑する電車の中でおなかを押されたり、肘で押されたり

「どけ!」と言われたり。

 

お子さん連れのお母さんには。

「ベビーカーが邪魔だ」

「泣き声がうるさい」

 

子育てをする環境も変わってきました。

よくよく聞いてみると中にはマナーの悪いお母さんも。

子育て経験のある女性からは
「私たちの頃は・・・」なんて厳しい声も聞こえてきます。

 

少子化時代。
子供の数は昔に比べてとても少なくなっています。

にもかかわらず子供をめぐる問題は増えているようです。

本当は誰からも愛される存在。

子どもというより大人の問題なのかも知れませんね。