バトミントンで手首を痛めた患者さん

2014/01/18

バトミントンをしたり日舞をしたり、

行動派で多忙なSさん。

手首がうずうず痛みます。

当院のドアを開けるといつも必ず

「はあ~」

ため息をつかれます。

Sさんとはもうお子さんが生まれる前からの、

おつきあい。

お子さんも早中学生3年生になりました。

塾から帰った娘さん。

その日の夕食は親子丼だったそうです。

手の離せないSさんは

「下こしらえてあるから卵を入れてくれる?」

そう声をかけたそうです。

すると

「はあ~い」いい返事

しばらくすると

「おかあさん。卵は割って入れるの?」

「うん?」

“やって到来”という番組があります。

若い女性を捕まえては、このお料理作ってください。

というあの番組です。

あれを二人で思い出しました。

子供がいない頃はあの番組を見て、

「親の顔を見てみたい」なんて言っていました。

危ない、 あぶない。

人のこと言えなくなってきました。

娘を持つ親としてお互いちょっとあわてて反省。

彼女もフルタイムで働くお母さん。

時間がないとついつい自分がやった方が早いので、

子供にやらせないのですよね。

幼稚園の頃先生に

「早く、早くしなさい」なんて言わずに、

お子さんがやり遂げるのを見守ってください。

そう言われました。

子育てって『忍耐』を鍛えることなんですよね。