テニス試合の前日にシンスプリントになった高校生

2014/01/26

シンスプリントになった女子高生

もともと手首の痛みで当院に通院されていたUさん。

昨日、明日テニスの試合なのにシンスプリントになり久しぶりに来院

シンスプリントとは脛骨過労性骨膜炎といわれるスポーツ障害です。

下腿内側に位置する脛骨部分に鈍痛のような痛みが発生します。

Uさんのようにテニスの練習に励みすぎると下腿にストレスが、

かかりすぎおこります。

足部のアーチ(扁平足・横アーチ)が潰れていると、

足にかかる衝撃を吸収してくれるクッション機能が働かずに、

下腿にかかるストレスをさらに強めてしまうこともあります。

まずはアイシングをして手技による治療を施し改善が見られました。

Uさんは午前中1時間の練習をし治療を受け、再び練習に戻り

夜の9時までの3時間半練習をするとのことでした。、

試合のことを考えると少しでも練習したい気持ちもわかりますが、

体調もとても大切。精神力だけでは試合には勝てません。

少しでも体力的にもベストなコンディションで試合に臨めるよう、

練習を控えるようお話し納得していただきました。

実はこのUさん去年の今日剥離骨折をしたそうです。

彼女のテニスにかける情熱は素敵ですが、

トラブルにならないよう応援していきます。